海上コンテナ持上装置登場
海上コンテナは全世界で年間2億個が海運会社のコンテナ船で海上輸送され、
両端の陸上部分を陸運会社のトレーラ✚シャーシで道路輸送されています。
海上コンテナ持上装置を設置して国内トラック輸送を海上コンテナ輸送に移行しましょう。

1.海上コンテナ持上装置

 コンテナ船で全世界年間2億個が陸海陸で運ばれている海上コンテナ。日本国内の陸々間輸送に使われていません。手軽で安価な海上コンテナ持上装置がなく、使いたくても使えなかった。
 簡単操作の持上装置が登場。特別な運転資格が不要。特別な研修が不要。荷主側の積み降ろし作業員、陸運会社側の運転手が操作できます。

2.海上コンテナ

 海上コンテナは丈夫な鉄製の箱。この「箱」が世界を変えた。陸海陸輸送の世界物流を変えた。一般貨物船を駆逐し、現在はコンテナ船が一般貨物の海上輸送を席巻。
 海上コンテナが陸海陸輸送のコストを激減。欧米が既存工場を廃し、アジアが世界の工場となったのも、輸送コストを激減した海上コンテナの力。

3.陸運会社

 海上コンテナを道路輸送する陸運会社は、●トラクタ略称:ヘッド、トラクターヘッド、俗語:頭)と●海上コンテナ専用トレーラ略称:シャーシ、俗語:骨)を所有し、シャーシの上に荷主所有国内間輸送の場合。海外との輸出入では海運会社所有海上コンテナを載せ固定して輸送する。
 海上コンテナの荷物の積み降ろしは荷主の責務。陸運会社の運転手はこの作業にタッチしない。荷主は機械化や省力化に投資し、陸運会社の運転手の労働環境は向上する、でしょう。

4.荷主

【陸海陸輸送】
 コンテナ船を使った陸海陸の海上輸送では、海運会社が●海上コンテナ所有し、港と荷主との間の海上コンテナの陸上輸送を、海運会社が陸運会社に委託する。荷主は、海上コンテナの中の荷物を、陸運会社と海運会社に、運んでもらう。中の荷物の運賃を海運会社に払う

【陸々輸送】
 海上コンテナを使った日本国内の陸々輸送では、荷主が●海上コンテナと●持上装置所有し、荷送人と荷受人との間の海上コンテナの陸上輸送を荷主側が陸運会社に委託する。(荷主は、海上コンテナそのものを、陸運会社に、運んでもらう。海上コンテナの運賃を陸運会社に払う

5.荷待ち

 運送会社の車両が荷主に到着しても、すぐに荷積み荷降ろしが始まらず待機や順番待ちの場合があり、荷主によっては常態化もある。ここに大きなムダがあり、輸送業界における金脈、金鉱。

5.スイッチ輸送

 スイッチ輸送は、一泊が必要となる2点間(例えば東京と大阪)輸送で、互いの中間地点(例えば浜松)で落合い、(海コン持上装置2台を使って)、お互いの荷物を交換し、お互いの出発地に引き返す輸送形態。お互いの出発地に引き返す事で運転手が1泊せず単日(1日の業務内)で輸送が完結する。